ニードル脱毛で、本当に毛はなくなる?
初めてニードル脱毛をスタートしたとき、私も不安で仕方ありませんでした。
・これからニードル脱毛を始めたいけど本当に効果はある?と疑問に思っている方
・現在通っているけどいつまで続ければ毛はなくなる?と不安に思っている方
へ向けて、この記事を書いています。
詩乃実は高校生の頃、自己処理で毛穴トラブルを起こし、皮膚科で泣きそうなほど痛い処置を経験した一人です。
「社会人になったら絶対に永久脱毛する」と心に決め、1995年にニードル脱毛をスタートしました。
脱毛を始めようと決めたとき、親には相談できませんでした。自分で働いたお金であっても、「そんなことする必要ない」と言われたら、できなくなる気がしたから。
当時、脱毛についての情報も少なく、ビフォーアフターの写真を目にすることもなく、効果については半信半疑のまま、ただあんな痛い思いはもう二度としたくないという思いからスタートしました。
1995年当時と現在では、ニードル脱毛の仕組みは同じでも、処理スピードも格段に良くなっています。
この記事では、施術から30年以上経過した現時点での効果から、ニードル脱毛の効果を検証しています。
・ニードル脱毛が「効果ない?」と感じる4つのパターンと本当の理由
・実際に何回で変化を感じたか(ワキ・眉の体験)
・効果を最大化するための施術の受け方
結論|ニードル脱毛は効果がある 30年以上たった今も生えてこない


ニードル脱毛から30年経過した現在も毛は生えてこず、効果を維持しています。
レーザー脱毛が日本に輸入される前だったので、ワキをニードル脱毛しています。
ニードル脱毛は唯一の永久脱毛だと認められている
「永久脱毛」と聞くと、「施術を受けたら、一生毛が1本も生えてこない状態」をイメージする方が多いのではないでしょうか。しかし実は、医療における永久脱毛の定義は少し異なります。
永久脱毛の先進国であるアメリカでは、主に以下の2つの機関が基準を定めています。
- 米国電気脱毛協会(AEA): 最終施術から1ヶ月後の毛の再生率が20%以下である状態(永久脱毛)。
- 米食品医薬品局(FDA): 一定の脱毛施術を行った後に、長期間(6ヶ月以上)にわたって毛量が2/3以上(67%以上)減少している状態(永久減毛)。
「毛を大幅に減らし、長期間その状態をキープできること」が永久脱毛の定義です。
その中で、ニードル脱毛(美容電気脱毛・絶縁針脱毛)は、AEAが「唯一のフォーマネント・ヘア・リムーバル(永久脱毛)」として認めている手法です。
ニードル脱毛と比べて歴史の浅いレーザー脱毛などは「永久減毛(毛を減らす)」という扱いになっており、明確に区別されています。
永久脱毛の詳しい定義や、レーザー脱毛との減毛効果の違いについては、こちらの記事でさらに詳しく解説しています。


ニードル脱毛の仕組み|なぜ永久脱毛と言えるのか?
ニードル脱毛の仕組み|毛乳頭・バルジ領域を電流で熱凝固・破壊する
ニードル脱毛は、毛穴に細い針を刺入して電流を流し、毛を作るとされている毛乳頭・バルジ領域を熱凝固・破壊する施術です。
レーザー脱毛は光・熱で毛のメラニン色素に反応するのに対し、ニードル脱毛は直接毛乳頭を狙います。そのため、白髪などのメラニン色素の薄い毛にも対応できます。
正しく処理できた毛穴からは再発毛しにくくなる——これがニードル脱毛の最大の特徴です。



ではなぜ、米国電気脱毛協会(AEA)にも認められているニードル脱毛が「効果ない?」と不安になる原因はなんでしょう。
ここから深堀りしていきます。
「効果ない」と感じる4つのパターンと、本当の理由
①ニードル脱毛したはずの毛穴から「また生えてきた!」と感じるパターン
- ニードル脱毛したのにまた生えてきた!効果ないの?
-
毛周期があるから1回では終わりません。
肌の表面に生えている毛は全体の一部です。
毛には「成長期・退行期・休止期」という毛周期があります。
ニードル脱毛で効果が出やすいのは、成長期の毛だけです。今日施術しても「まだ眠っている毛」は、次のサイクルで生えてきます。
「また生えてきた」に見えるのは、前回処理した毛ではなく、次のサイクルで目覚めた別の毛であることがほとんどです。



ニードル脱毛は1本ずつ処理していく施術なので、根気よく通い続けることで、処理本数が積み重なり、結果段々と処理に必要な本数・時間が減っていきます。
私自身、回を重ねるごとに「今日は本数が少なかったね」と言われることが増えていきました。
- この毛穴は絶対に処理したはず!なのになぜまた生えてくるの?
-
一つの毛穴から2〜3本の根っこがある「複合毛包」「二束毛」の場合も、同じ場所から生えたように見えます。
「複合毛包」「二束毛(にそくもう)」ってなに?
複合毛包(ふくごうもうほう)とは
1つの毛穴から複数の毛が生えている状態、構造のこと。
- 原因: 生まれつき(遺伝や体質)の正常な構造であって、病気や肌トラブルではありません。
- 部位: 頭皮・眉毛・まつげ・男性のヒゲなど
複合毛包は病気や肌トラブルではありません。一つの毛穴から2本以上生えている状態が正常な状態です。
二束毛(にそくもう)とは
本来は一つの毛穴に一本の毛だった毛穴から、2本以上の束になって生えてしまっている状態
- 原因: 毛抜きやカミソリによる自己処理のダメージ、毛周期のズレなど
- できやすい部位: ワキ、腕、すね、VIOなど(毛が太く、自己処理を繰り返しやすい場所)
毛抜きなどで無理に引っ張ることで毛根が傷つき、毛を作る組織が枝分かれしてしまったことで起こります。毛穴の開きや黒ずみ、埋没毛(皮膚の中に毛が埋まるトラブル)の原因にもなります。



私自身、高校時代にワキの自己処理を繰り返して毛穴を痛めつけていたので、当時はまさにこの「二束毛」や毛穴トラブルが発生していました。
私のトンネル毛穴の話
私は高校生の時に、ワキに肌トラブルを繰り返す一つの毛穴がありました。
「毛穴がトンネルになっている」と、処置をしてもらった皮膚科医から説明がありました。
毛穴の内部が複雑な形をしていて、繰り返し膿んでしまう厄介な箇所でした。
皮膚科での処置が本当に痛かった。
治療しては膿むを繰り返した経験から、こんな痛い思いをするのはもうイヤだと心底思ったのが、ニードル脱毛を始めた動機の一つでもあります。
1回目のニードル処置後、その毛穴からまた毛が生えてきました。
毛穴の形が複雑で、1回では毛乳頭までうまく届かなかったのかもしれませんし、二束毛だったのかもしれません。



やっぱりこの毛穴の毛はなくならないかもしれない・・・とがっくりしたのを覚えています。
再度その毛穴のニードル脱毛をするとき、なくなりますように!と祈るような気持ちでした。
施術スタッフさんは、トンネル状になっている毛穴を探し当てて処理してくれました。
毛はスルッと抜けましたが、その後どうなるかはしばらく時間が経たないとわかりません。



ようやくあの痛かった処置をもうニ度としなくていいと思うと、やった・・・という開放感は大きかったです。
②「いつまで経っても終わらない」と感じるパターン
- ニードル脱毛をしているけど、いつになったら終わるのかな?効果は出ている?
-
レーザー脱毛に比べて時間と手間がかかります。
1本ずつ処理するため、広範囲だと回数も時間もかかります。
「効果がない」のではなく「進みが遅く見える」のが現実です。



ニードル脱毛は1本ずつ処理します。
同じ部位でも、レーザーなら数分で終わるところが、ニードルでは数十分〜数時間と差がでます。
レーザー脱毛が普及している現代では、医療レーザーで大半を減らして、残りをニードルで仕上げる。これが私が思う現実的なルートです。
③「サロン」と「医療クリニック」で効果の実感が違うパターン
サロンとクリニック、脱毛の原理は同じですが、流す電流の大きさ・医療資格者が施術するかどうか・トラブル時の対応・価格・料金体系などに違いがあります。
| 項目 | サロンの美容電気脱毛 | 医療クリニックのニードル脱毛 |
|---|---|---|
| 施術者 | エステティシャンなど | 医師・看護師 |
| トラブル時の対応 | 医療処置は受けられない | 同じ施設で対応可能 |
| 血液検査 | 不要 | 感染症の有無の検査が必要 |
| 価格感 | 一本あたりの単価は低め。 最初に高額契約が必要な場合も。 | 一本あたりの単価は高め。 施術した料金の都度払いなことが多い。 |
私が最初に通ったのはサロンの美容電気脱毛でした。
当時は医療クリニックでの施術という選択肢を知りませんでした。
私にはどちらも効果はありましたが、万が一のトラブル時を考えると、今は医療クリニックでの施術の方が安心だと思っています。
比較した記事はこちらになります。


また、サロンで美容電気脱毛を受けた後の肌トラブル時の対応についてこちらの記事に載せています。




④通っているのに毛が減っていかないパターン
- ニードル脱毛に複数回通っているけど、思ったほど効果が出ていない気がする。
-
施術者の技術不足で、正しく処理できていない可能性も。
針の角度や通電時間が合っていないと、毛乳頭が破壊できずに「ただ抜いただけ」になり、また同じ毛が生えてきてしまいます。
「さらによくわかる医療脱毛」テクニックとトラブル対策 編著 塚原孝浩、絶縁針脱毛とは 堀内祐紀、石川智恵理(敬称略)より引用
・絶縁針がけに沿って射入されていない
・電気凝固された部分が深すぎる
・針のサイズが合っていない
・通電時間が短い、通電していない
・脱毛部が濡れたまま施術している
・対極板がズレている
・針が汚れている



正しく電流が流れた毛は、無理に引っ張らなくてもスッと抜けます。
では、いったいいつになったら効果を感じ始めるのでしょうか?
【体験談】実際に何回で変化を感じた?
ワキのニードル脱毛|春スタートで夏に実感
もう30年以上前のことで、正確な日程は残っていません。
でも当時のことはすごく覚えています。
当時はネットの情報もなく、脱毛に関する情報もクリック一つで検索できませんでした。
また、クリニックやサロンで脱毛するというのは今ほど普及しておらず、あまり大きな声で言わずそっと行うそんな風潮がありました。
私は繰り返す肌トラブルからどうしても解放されたい一心でした。
もし親に「永久脱毛なんてしなくていい」と言われてしまったら、当時の私はそれを跳ね返してでもできたか分かりません。
もしするとしたら、こそこそと隠れてするしかなくなってしまいます。
なので、最初から親には言わず2回目のお給料が出た後、ドキドキしながらサロンに足を踏み入れました。



4週間ごとに通ったとして、当時のスケジュールを想定してみました。
| 回数(仮定) | 日にち(4週間ごとに通ったと仮定して) |
|---|---|
| 1回目 | 5/27 |
| 2回目 | 6/24 |
| 3回目 | 7/22 |
| 4回目 | 8/19 |
| 5回目 | 9/16 |
| ¦以下省略 | ¦以下省略 |
*今回はどのタイミングで効果を感じたかをお伝えるするため、夏以降の仮定を省略しています。
産毛以外、一本も生えてこない状態にするまでに4年ほどかかっています。
最初の頃は生えている毛を抜くため、たくさん施術し、繰り返すうちに本数が減っていく。
最後の方は、気になる毛が生えてきたら施術に通うの繰り返しで、根比べのような状態になります。
最後まで処理し、最終施術から自己処理ゼロの状態を保っています。
脱毛を始めると自己処理はできなくなります。
・春にスタートし、夏になった頃には、自己処理をしなくても気にならない状態になっていた
・自己処理をしないから、荒れていた肌が少しずつきれいになっていく
・ワキの状態を気にせず、ノースリーブのワンピースが着れるようになって嬉しかった



当時は、「なんとか間に合った・・・」そんな気持ちでした。
ニードルの痛みは確かにあります。
でも、「皮膚科での肌トラブルの処置を繰り返さなくて済む」そう思うと、ニードルの痛みは私にとっては「前向きな痛み」でした。
眉周りニードル脱毛|8回目まで100本前後、9回目から50本以下に
眉のニードル脱毛は2024年から始め2025年まで約2年間で、サロン12回+クリニック1回通っています。
詳細はこちらの記事で書いています。
→眉ニードル脱毛は何回・何本?あなたの目的で回数が変わる|目安と実録



眉周りの不要な毛の自己処理不要を目標にしていました。
1〜7回目までは50〜100本
8〜11回目まで30〜60本
12回目 仕上げとして150本
12回目はクリニックで仕上げをしています。
クリニックでのニードル脱毛体験の詳細をこちらに載せています。
→【Before→After写真】眉のニードル脱毛体験談|湘南美容クリニック



ニードル脱毛で成功体験があったにも関わらず、「いったいいつ終わるんだろう」「本当にちゃんと施術できている?」と不安になったことも正直あります。
でも、時間がかかったけど毛がなくなったワキでの体験を思い出し、「時間はかかるものだ」と思って通い続けることで、できるだけ自己処理をしない状態まで持っていくことができています。
眉周りのニードル脱毛の総回数・総本数・総額の記録はこちらに載せています。
→眉ニードル脱毛は何回・何本?あなたの目的で回数が変わる|目安と実録
ニードル脱毛の効果を最大化する「賢い使い方」


まずレーザーで大半を、残りをニードルで仕上げる
私がおすすめしているルートは、レーザーで大半を減らしてから、残りをニードルで処理するという順番です。
レーザーは短時間で広範囲の毛を減らせます。
ただし白髪・産毛・色の薄い毛は苦手です。そこをニードルで補う形が、時間・費用・効果のバランスがいいと感じています。
また、レーザーは眉ギリギリまで当ててしまうと、本来必要だった眉まで抜け落ちてしまうことにもなりかねません。
そのため、眉周りの脱毛はニードル脱毛が確実な脱毛手段になってきます。
サロンと医療クリニックどちらを選択するか
どちらが向いているかは、目的や状況によって変わります。
詳しくはこちらの比較記事を参考にしてください。
→【体験比較】クリニックのニードル脱毛vsサロンの美容電気脱毛
ニードル脱毛は技術高め|信頼できる施設・施術者から受ける


ニードル脱毛は技術高めな施術
ニードル脱毛は毛の向きや毛の角度から、毛穴と毛の深さを想定し、一本ずつ処理していく、経験と技術と根気のいる施術です。
レーザー脱毛より施術者の技術が高めです。
できるだけ、経験豊富な施術者にしてもらうことで、施術のスピード・効果・仕上がりが変わります。
私も実際、サロンの美容電気脱毛で一度、施術後1ヶ月以上経っても跡が消えない肌トラブルを経験しています。
集中的に同じ部位を施術され違和感を感じたときでした。
たまたまだったかもしれませんが、ニードル脱毛は経験や技術が必要な施術であるといえます。
施術本数の「誠実な報告」があるか
電流が毛乳頭まで届き正しく処理された毛は、直後たとえば「スッ」「プチッ」という感覚で抵抗を感じず毛が抜けます。
施術を受けていると感覚が分かってきます。
「ブチッ」と無理に引っ張って抜くような感触は、きちんと処理がされていないサインかもしれません。



私たち顧客側もおかしいと思ったら、普通に疑問として投げかけて良いと思います。
当事者(ニードル脱毛経験者)の施術者を選ぶメリット
これは、たくさんの施術者から受けて感じたことですが、施術者自身がニードル脱毛を受け経験していると、受ける立場の気持ちを分かった上で進めてくれるスタッフもいます。
担当者にもよりますが、当事者意識のある方に施術してもらえると安心感があります。
・ニードル脱毛をするゴールに向けての施術
・痛みに対する配慮、言葉かけ
・左右のバランスなど
この人の施術は安心できるというスタッフさんが見つかるとラッキーです。



地元の院では非対応でしたが、今ではニードル脱毛の施術が追加されました。
でも、前の看護師さんの施術に安心感があったので、少し時間と交通費がかかってもあの人にしてもらいたいなと感じています。
実際に湘南美容クリニックで眉のニードル脱毛を受けた体験をできるだけ詳細にレポしています。
少し長い記事になっていますので、目次から気になるところへとんでいただくことも可能です。
ニードル脱毛を受けてみたいと思っている方の心の準備になると嬉しいです。


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まとめ
ニードル脱毛は、きちんとした施術を受ければ効果があります。
ただし、1本ずつ処理する施術なので、レーザーより時間・お金・根気が要ります。
「1回で終わる」ものではなく、毛周期に合わせて繰り返し通うものです。
「また生えてきた」に見えるのは多くの場合、前回処理した毛ではなく次のサイクルで目覚めた毛です。それを根気よく処理していくことで、確実に本数は減っていきます。
私の場合、30年以上前にトラブルを繰り返していた毛穴から、今も毛が生えていません。
それが私のニードル脱毛への信頼の根拠です。
医療レーザー脱毛で大半を減らして、残りをニードルで仕上げる——これが私が思う、現実的で効果的なルートです。







