医療脱毛って痛い？部位別の痛みレベル＆やさしく軽減する方法【体験談つき】

「医療脱毛って痛いんでしょ？」
「強い光を肌に当てて、本当に大丈夫？」

そんな不安、ありませんか？

私も初めてのときは、痛みや肌への影響が気になって、なかなか一歩を踏み出せませんでした。

この記事では、
  医療脱毛の痛みはどんな感じか
  部位ごとの痛みの強さランキング
  痛みをやわらげる工夫と麻酔の種類
などを、実体験とともにわかりやすくまとめています。

医療脱毛を始める前の“心の準備”として、ぜひ読んでみてくださいね。

熱破壊式と蓄熱式の違い｜特徴と効果、痛みを比較

医療脱毛には、大きく分けて2つの方式があります。

• 熱破壊式（ショット式）
• 蓄熱式（SHR式）

それぞれの特徴や、効果、痛みの感じ方の違いを見ていきましょう。

”熱破壊式”と”蓄熱式”には得意な部位がある

脱毛方式	特徴	向いている部位	向いていない部位	痛みの強さ	効果が出始めるまでの期間	完了までの目安回数	主な機器名
熱破壊式（ショット式）	・高出力レーザーで毛根部（毛乳頭）を直接破壊 ・太く濃い毛に効果大 ・施術時にやや痛みあり	・ワキ ・VIO（I/O粘膜除く） ・ヒゲ ・腕・脚などの太い毛	・産毛や色素の薄い部分 ・日焼け部位や色素沈着部位 ・粘膜 ・傷・炎症部位	やや強い（輪ゴムで弾かれる感覚）	1～2回目から実感しやすい	5～8回程度	・ジェントル シリーズ ・ライトシェアデュエットなど
蓄熱式（SHR式）	・低出力を広範囲に連続照射 ・バルジ領域をターゲット ・痛みが少ない	・顔 ・うなじ ・背中 ・産毛・敏感肌	・太く濃いヒゲやVIO（効果を実感しにくい場合あり） ・色素沈着が強い部分	かなり弱い（温かい感覚程度）	2～4回目から実感	8～12回程度	・メディオスターNext PRO ・ソプラノアイスなど

クリニックによって導入している機械はそれぞれ違うのでホームページで検索したり、カウンセリングで実際に聞くこともできます。

医療脱毛の痛みはどんな感じ？よくある表現とリアル体験

医療脱毛の痛みと聞くと、「どんな痛みなの？」「どれくらい我慢できるの？」と気になりますよね。

よくある表現としては──

• 輪ゴムでバチンとはじかれたような感覚
• チクッと熱い針で刺されたような刺激
• 一瞬ピリッとくる感じ

などが挙げられますが、痛みの感じ方は人によって大きく異なります。

医療脱毛をするときのレーザーが当たったときの痛みを、ゴムでバチンと肌を弾いたような痛み、熱を感じるチクッとした痛みなどと聞いたことはありませんか？

痛みを左右する3つのポイント

脱毛の痛みは、次の3つの要素で大きく変わってきます。

要素	内容例
脱毛方式	熱破壊式は痛み強め、蓄熱式は痛み弱め
脱毛部位	VIO・ヒゲ・鼻下は痛みが出やすい
個人差	肌の厚さ、毛の濃さ、体調、女性ホルモンの影響など

次の章では、実際にどの部位がどれくらいの痛みが想定されるのか、口コミや筆者体験から部位別ランキングをご紹介します。

部位別｜医療脱毛の痛みランキング【口コミ＆体験付き】

医療脱毛は部位によって痛みの強さがかなり違います。
毛が濃い場所、皮膚が薄い場所、神経が集まっている場所は、やはり刺激を感じやすいんです。

痛みレベル別｜部位ランキング表

痛みレベル	部位の例	みんなの声	詩乃の体感
★☆☆☆☆（痛み1）	腕（ひじ下）、手の甲・指、背中、うなじ、太もも	「ほぼ無痛で拍子抜けした！」	腕（ひじ下）、胸、ひざ下
★★☆☆☆（痛み2）	腕（ひじ上）、お腹、胸、肩、ひざ下	「少しピリッとする程度」	頬・額、ひざ、足の指
★★★☆☆（痛み3）	頬・額、Vライン（外側）、お尻	「部位によってムラがある感じ」	鼻下、手の甲・指
★★★★☆（痛み4）	ワキ、Vライン（内側）、Iライン	「声が出そうになることも…」	Vライン（外側）
★★★★★（痛み5）	鼻下、VIO（I・Oライン）、ひざ、足の指	「涙が出た…でも耐えた！」	VIO（I・Oライン）

次の章では、痛みを軽くするための方法を詳しくご紹介します。

医療脱毛時の痛みを軽減する方法｜麻酔の種類と特徴

「どうしても痛みが不安…」「VIOだけは我慢できるか心配」
そんなときは、麻酔の力を借りるのもひとつの方法です。

ただし、麻酔は医療機関（クリニック）でのみ使用可能です。

麻酔が使用できるのは医療機関のみです。サロン脱毛では使用できません

どんなときに麻酔を使うの？

以下のようなケースでは、麻酔の使用を検討する人が多いです。

• VIOやヒゲなど、痛みが強く出やすい部位
• 痛みに弱い体質・体調が不安なとき
• 脱毛が初めてで恐怖心が強いとき

主な麻酔の種類と特徴(比較表)

麻酔の種類	方法と特徴	向いている部位	メリット	注意点・デメリット
麻酔クリーム	施術前に塗るタイプ。30分で効果	VIO・ヒゲなど小範囲	手軽。意識はそのまま	効果に30分必要。広範囲に不向き
麻酔テープ	薬剤付きのテープを貼る。1時間で効果	同上（小範囲）	自宅で事前に使える	効果はやや限定的。広範囲不可
笑気麻酔	鼻から吸入。ふわっとリラックスできる	全身・強い不安がある人	即効性。感覚が鈍くなる	鼻炎・喘息持ちの人は注意。副作用まれにあり

笑気麻酔は、鼻炎がある人や喘息がある人は使えないこともあるから注意が必要です
クリニックによって異なるので気になる方は問い合わせてみましょう

その他の痛み軽減機能｜冷却ガスや照射口の冷却

最近では、レーザー照射時に冷却ガスを噴射したり、照射口自体に冷却機能がついている機械もあります。

こうした機能も、クリニックによって導入機種が異なるので、気になる方はカウンセリング時に「冷却機能のある機械かどうか」を確認してみてください。

不安が強い方は「テスト照射」も検討してみて

多くのクリニックでは、施術前にテスト照射を受けられる場合があります。

ほんの少しの範囲だけレーザーを照射してみて、
✔ 痛みの感じ方
✔ 肌への反応
✔ 麻酔の必要性

を確認できるので、「本当に大丈夫かな…」と不安な方におすすめです。

気になる方は、カウンセリング予約時に「テスト照射はできますか？」と確認してみてくださいね。

このあとの章では、麻酔に頼らず自分でもできる痛み軽減の工夫をご紹介します。

自分でできる痛み軽減法｜今日から始める４つの工夫

医療脱毛の痛みを軽くするために、自分でもできることがいくつかあります。
実は、こうした小さな工夫が施術中の体感に大きく影響するんです。

1. 日焼けを避ける

脱毛レーザーは黒いメラニン色素に反応します。
日焼けした肌はメラニンが増えている状態なので、毛ではなく肌にレーザーが強く反応し、
・やけど
・痛みの増加
・炎症や色素沈着
などのリスクが高まります。

脱毛中は日焼け止め＆長袖、日傘などでUV対策を！

2. 保湿をしっかりする

肌が乾燥していると、刺激に敏感になります。
脱毛前後は保湿ケアが痛み軽減にも直結します。

保湿のメリット
肌のバリア機能UPで刺激を感じにくくなる
レーザーが毛根に届きやすくなる
乾燥による炎症・色素沈着の予防になる

脱毛前後はシンプルな保湿剤(無香料・無着色)がオススメ

3. 体調管理・睡眠不足を避ける

体が弱っているときは、いつもより痛みに敏感です。

• 睡眠不足
• 風邪気味
• 疲労が溜まっている
• 生理前などホルモンバランスの乱れ

これらがあると、同じ施術でも「いつもより痛い…」と感じやすくなります。

施術当日は、よく寝て食べて元気な状態で

４．生理前・生理中は避ける

特にVIO脱毛は、生理中はできないクリニックも多いです。
また生理前や生理中はホルモンの影響で肌が敏感になり、痛みを強く感じやすくなります。

脱毛の予約は生理周期を確認してからがオススメ

まとめ｜あなたの準備が、痛みを減らす近道

工夫	効果と理由
日焼けを避ける	メラニンによる肌ダメージ・痛み増加を防ぐ
保湿を心がける	バリア機能UPで刺激を軽減、毛根まで熱が届きやすく
睡眠不足・体調不良を避ける	痛みへの感受性を抑える
生理前・生理中を避ける	肌の敏感さを避け、痛みのピークを防ぐ

このあとの章では、施術中に必要以上のムリをしないためのコツや、施術スタッフとのやり取りについてご紹介します。

ムリをせず伝える｜施術スタッフとのやり取りがカギ

「医療脱毛＝痛いのは当たり前だから、がまんしなきゃ…」
そう思っていませんか？

実は、ムリに痛みをがまんしすぎると肌トラブルの原因にもなってしまいます。
だからこそ、施術スタッフとのやり取りはとても大切なんです。

脱毛による肌トラブルを予防するためにも、必要以上の我慢はしないようにしましょう

なぜ「痛みのレベル」を聞かれるの？

施術中にスタッフが「痛みはどうですか？」「痛みレベルは１０段階のうちの何ですか？」と何度も確認してくるのは、肌に過度な負担をかけず最大限の脱毛効果を出すためです。

痛みを正直に伝えることで、
→ 出力を少し下げてもらったり
→ 冷却を強めてもらったり
柔軟に対応してもらえます。

伝え方の例

シーン	言い方の例
急に痛みを感じたとき	「すみません、少し痛みが強いです」
我慢できそうにないとき	「出力を少し弱めてもらえますか？」
施術中、残り回数が気になるとき	「あと何回くらいありますか？」
施術後に赤みが気になるとき	「赤みが強く出ることが多いんですが…」

 あなたの声が、安全で効果的な脱毛につながります

脱毛は、肌に直接アプローチする医療行為。
だからこそ、自分の感覚を素直に伝えることが、一番の安全策です。

• 我慢しない
• 伝えることをためらわない
• スタッフとの信頼関係を築く

それが、安心して通い続けられるコツですよ

まとめ｜脱毛の痛みは「正しく知って、正しく対策」

医療脱毛には痛みがつきものですが、痛みの強さは人それぞれ・部位によっても大きく異なります。
正しい知識とちょっとした工夫で、脱毛はもっと快適になりますよ。

脱毛方式の違い

脱毛方式	特徴	痛みの強さ	向いている部位
熱破壊式（ショット式）	高出力で毛根を一気に破壊。効果は早い	やや強め	VIO・ヒゲ・ワキ・脚などの濃い毛
蓄熱式（SHR式）	弱い熱をじわじわ照射。痛みが少ない	弱め	顔・うなじ・背中・産毛・敏感肌

部位別の痛みランキング(口コミ＋筆者体験)

痛みレベル	部位の例	詩乃の体感
★☆☆☆☆	腕（ひじ下）・手の甲・背中・うなじ	腕（ひじ下）、胸、ひざ下
★★☆☆☆	腕（ひじ上）・お腹・肩・ひざ下	頬・額、ひざ、足の指
★★★☆☆	頬・額・Vライン（外側）・お尻	鼻下、手の甲・指
★★★★☆	ワキ・Vライン（内側）・Iライン	Vライン（外側）
★★★★★	鼻下・VIO（I・Oライン）・足の指	VIO（I・Oライン）

痛みを軽減する工夫

方法	ポイント
麻酔の利用	クリーム・テープ・笑気麻酔など、部位と不安度に応じて使い分ける
日焼けを避ける	黒い肌ほどレーザーが反応しやすく、痛みや炎症の原因に
保湿をしっかりする	肌が潤っていると痛みがやわらぎ、トラブルも防げる
睡眠・体調を整える	疲れていると痛みに敏感に。施術は体調の良い日に
生理前・中を避ける	ホルモンの影響で敏感になる。タイミングを見て予約を
スタッフに遠慮せず伝える	痛みを我慢しないことが、安全で効果的な施術につながる

筆者 詩乃から｜あなたの不安が安心に変わりますように

医療脱毛は、サロン脱毛に比べてしっかり効果が出る分、どうしても「痛み」への不安はつきものです。

私自身も、最初は
「痛くない方法がいい」
「娘にも痛い思いはさせたくない」
そんな思いから、まずはサロン脱毛を選びました。

でも、実際に通ってみると効果が感じられず、医療脱毛に切り替えることに。

そこで初めて「痛みを乗り越える方法があること」「痛みの先に結果があること」を体験できました。

今は、
  痛みを軽減する工夫を知っている
  自分の肌と相談しながら脱毛できている
  娘とも安心して一緒に通えている

そう思えるようになりました。

脱毛は、「美しさ」のためだけでなく、
自分のことを大切にする時間でもあります。

あなたの不安が、少しでも安心に変わりますように。
この記事がその一歩になれたら、とても嬉しいです。

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